FGF受容体の細胞内シグナル伝達経路における、D-myo-Inositol 1-Phosphate (IP1)の検出
今回ご紹介するアプリケーションノートは「FGF受容体の細胞内シグナル伝達経路における、D-myo-Inositol 1-Phosphate (IP1)の検出」です。
本アプリケーション内で使用されている試薬は割引対象となります。別途担当よりご連絡をさしあげます。
FGF受容体の細胞内シグナル伝達経路における、D-myo-Inositol 1-Phosphate (IP1)の検出
FGF受容体からの細胞内シグナル伝達の異常が様々な癌で報告されていますが、そのシグナル伝達経路は複雑であり、抗がん剤としての化学物質の作用機序を解明するには特定のツールの開発が必要です。
D-myo-Inositol 1-Phosphate (IP1)はIP3の代謝産物であり、IP1の検出はIP3のサロゲートバイオマーカーとして、GPCRアゴニストおよびアンタゴニストの細胞ベースのハイスループットアッセイ(HTS)に広く利用されています。
このアプリケーションノートでは、FGF受容体1, 2, 3を発現する様々ながん細胞株において、IP1 を検出する手法としてそのアッセイに洗浄ステップを必要としないAlphaLISA法やHTRF法が、FGF受容体シグナルを調節する化合物の作用機序を明らかにするための強力な代替手法となりえることを明らかにしました。
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